マイニング

ビットコイン誕生から10年、これからのマイニングは

  • 2019.02.28

提供元: Crypto Partner × SKYHASH

はじめまして。今回から寄稿させていただくことになりました SKYHASH と申します。
私達はマイニング事業者ではありません。マシンの販売業者でもありません。
SKYHASH は誰でも簡単にマイニングを始めることができる次世代のマイニングプラットフォーム「SKY-NET」を開発している企業です。



記事を通じてマイニング業界ど真ん中から見た角度で様々なことをお伝えできればと思います。

マイニングとは?

昨年は暗号通貨全体の下落により2017年に新規参入した個人マイナーや大手企業がマイニングから撤退するニュースが世間を騒がせましたね。
日本では「DMM」や「GMO」の撤退、海外ではマイニング系ICOで約25億円を調達した「GIGAWATT」の破産など、マイナー(仮想通貨のマイニングを行っている人、あるいは企業の事)にとって暗い1年になりました。そんなマイニングですが実際どういうものなのか、どういった技術で成り立っているかを解説いたします。

~ マイニングの始まり ~

10年前の200810月にビットコインのホワイトペーパーで「P2P電子通貨システム」としてビットコインが発表されました。 Satoshi Nakamotoによるもので、昨今のICOでよく見かけられるホワイトペーパーとは違いほぼ文字のみの論文でした。

革新的だったのは既存技術である分散型台帳技術とマイニングを組み合わせて報酬を検証者(マイナー)に与えることで新たな経済圏を生み出すということでした
これにより報酬を求めるたくさんのマイナーが参加し、ビットコインは世界に大きく広がりました。
“分散型台帳技術とはDistributed Ledger Technology(通称DLT)の日本語訳です。

ブロックチェーンはDLTをベースとした1つのアプリケーションです。”
このDLT20年以上前から皆さんの身近でも運用されており、「JRの運行システム」や「Suica」などで使われている技術です。 
そんな分散型台帳技術は当時日本が最先端の技術力を持っていました。世界の暗号通貨業界ではほとんど注目を浴びておらず中国やアメリカに大きく後れを取っています。


~マイニングの時代が変わる~

ここから具体的にマイニングの話をしようと思います。

イニングって皆さんがよくご存じのビットコインから始まりました。

ビットコインはブロックチェーンで最初のアプリケーションであり、先ほどお話しした分散型台帳技術とProof of work(POW)というマイニングをすると報酬がもらえる検証システムで成り立っているコインです。ビットコインのマイニングは最初一般的なパソコンに搭載されているCPUから始まりました。

さらにもっと性能の高いゲーム用のグラフィックボードでマイニングしたら、よりたくさん掘れることがわかり面白いとひそかに広がり始めました。これを「1世代のマイニングと私達は呼んでいます。

今では信じられませんが、この頃はビットコインが家にあるパソコンで毎日5枚も10枚もマイニングできたんです。

ビットコインの価値が今ほど高くなかったため、パソコンの中のビットコインの存在を忘れた人もたくさんいました。中には何万枚ものビットコインを入れていたハードディスクを捨ててしまった人もいました。
この様に約10年前から行われているマイニングは、実は計算競争なんです。

複雑な計算問題を、一番早く答えを出した人にのみ報酬をもらえる方式なんですよ。

一番じゃないとダメなんです、二番だと報酬がもらえないんです。
そういった競争をしていく中で、収益を増やすためにもっと早く計算できるマシンが無いかな?と世界中の人が思っていたところに「マイニングの計算を専門にするマシン」が発売されました。これがASICというものです。


~ 第2世代のマイニング ~

様々なメーカーが特殊な設計をして販売して世界に広めていきました。これを「第2世代のマイニング」と呼んでいます。
そのASICというのは飛躍的にマイニング効率が上がるのです。1000倍以上の例もあります。当然古いマシンを使っている人はハイスペックな新しいマシンに計算競争で負けて報酬がもらえなくなります。こういった現状のため、安い電気代や高いスペックのマシンが必要になるため資本競争になってしまいます。そうすると大手しか生き残れなくなる、それが今の状況であり、ハッシュレートが中国など電気代の安い国に集中するという偏りが生まれています。
さらに昨年から続く大きな仮想通貨の下落が影響、今ではほとんどの個人マイナーは撤退しています。

ですが面白いことに今、昨年の夏ごろに比べて同じマシンスペックでも倍近くの枚数がマイニングできるようになっています。
それ以上に、仮想通貨の価格が下落しているためマイニングの収益は下がっていますが、たくさんマイニングできるため将来の値上がりを見越し、巨大資本(特に電気代の安い国)は100億円単位の投資をマイニングにしているとも聞きます。


 ~ これからのマイニングとSKYHASH 

 2018年から続いている仮想通貨価格の下落やマシンの世代交代もあり、マイニングの第2世代は終焉近づいています。
私たちSKYHASHも独自の技術・ノウハウを詰め込んだ第3世代のマイニングプラットフォーム「SKY-NET」の開発を行っていて、今年リリースする予定です。
SKY-NET」は第2世代までの報酬体系ではなく「最も高いマイニング報酬」をさらに「リサイクル」するシステムをマイナーに提供し、第3世代のマイニングの世界を創造して参ります。
世界中のマイナーがより良い環境で報酬を得ることができればビットコインやイーサリアムなどの暗号通貨はより分散化され安定したネットワークを維持することができるようになるでしょう。
そして、それが実現できれば暗号通貨の未来は明るい、私はそう思います。
SKYHASH OÜ Chief Mining Engineer
Yuhi Niimi


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